会社の仕入先、つまり、相手方から送られてくる請求書の集計されたものが、この損益計算書の仕入高になります。
この場合、仕入帳というものを作成し、これを集計します。特に仕入帳には、相手方の氏名・名称、仕入をした年月日、その仕入の内容・商品名、仕入金額を明確に記入する必要があります。 また、仕入れの場合は、売り上げと違って、1枚の請求書の形が、様々ですので注意を要します。どういうことかといいますと、売上高の場合は、自分の会社の請求書を使うのが一般的です。つまり、一種類の請求書だけで相手先、つまり売り上げ先の名称だけを変えるということです。
ところが、仕入の場合は、相手方(仕入先)からそれぞれ、請求書が送られてきますから、様式が違うのは当然です。例えば、仕入先によってはコンピューターを導入して、コンピューターで印字されているところもあれば、手書きで送られてくるところもあるというように様々です。
また、仕入は、支払の管理をするための買掛金管理表というものが通常準備されていて、これで支払を管理しています。
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