資産の中には次のような状況がわかる材料が表示されています。
会社の資金がいくらあるのか。あるいは売上に対して回収しなければならない債権、つまり売掛金と呼ばれる「つけ」はいくらあるのか。また、売上代金としてもらった手形で、まだ期日未到来の現金化されていないものがいくらあるのかということ。これら以外に、仕入または製造したが、売れ残っている在庫はいくらあるのかといったものです。このような債権や在庫が資産の中でも流動資産と呼ばれる分類に含まれるのです。また、流動資産とは流れ動く資産であり、換金が1年以内にできるものです。
つづいて、固定資産と呼ばれるものですが、これは先程の流動資産とは逆に、換金は1年以内にできないであろうと思われるものです。また、換金できる、できないに関わらず例えば、会社の建物、事務所や工場、倉庫など、それに備品、コンピューターや応接セットなども固定資産です。営業用の車両も、この固定資産に計上されますし、当然建物の敷地である土地もこの固定資産に含まれます。
以上が資産と呼ばれるものの代表的なものです。
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