収入から支出を引いたものが利益ですが、利益は結果として出るものではなく、病院の努力で作り出すものです。利益を増やすには、収入増活動と支出削減活動が必要となります。
利益を生み出す早道は支出の管理ですので、支出の管理であり、支出を次の 3 つに分けて考えます。
@ 収支に関係なく、一定額が支出されるもので、賃借料、職員の給与等。
一定期間固定的に支出される性格を持ち、この削減にはスペース、人員等支出の対象物を変える要素が大きく、このための活動が必要です。
A 収入と直接関係ないが支出額が変動するもので、電話代・消耗品費等。
支出実績を下げることが基本的となり、削減目標を設定しての引下げ努力が必要となります。
B 収入と比例関係のある支出で、仕入・販促費等
利益率の維持・向上の側面からの取り組みとなります。 |