診療行為別の評価要素は、次のようなものです。
○ 難易度・時間
「難易度」 : 手術料等について、当該技術を行うために必要となる専門領域における医師の経験年数等を勘案して評価を見直し
「時 間」 : 初診、指導管理等について、時間の要素の導入を検討
○ 技術力
手術の症例数や医療従事者の専門性等を施設基準に反映させるなど、「技術力」を反映した評価を進める
技術、経験の集積による医療の質の向上
○ 重症化予防、生活指導等
高脂血症、高血圧、糖尿病等の生活習慣病等の重症化予防を重視する観点から、生活習慣等に関する総合的な指導、重症化予防等に係る医療技術の評価を進める
尚、生活習慣病指導料に関しては、時間加算、対応サービスの追加等による評価手法の変更を加えながら推進されていくものであり、精神病院においても、精神疾患患者の予防対策への対応が求められるという方向性が考えられます。
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