日本病院会の調査によると、ほとんどの病院で実施している外部委託業務は、寝具洗濯、清掃、病院設備保守管理、警備、駐車場管理などです。
また、半数以上の病院で実施している外部委託業務は、上記以外に患者給食、滅菌消毒、医療機器保守、医療廃棄物処理、電話交換、検体検査などがあります。さらに、一部の病院で実施しているのが、医療事務、 SPD 、情報処理となっています。
これらの委託業務の中で成功例が多いのは、患者給食、設備保守、警備、警備、清掃です。
一方、検査外注、 SPD 、請求事務では失敗例も多く、それは病院側の交渉のあり方や派遣されてくる派遣会社スタッフの受け入れ態勢に病院側のまずさがあるなど、失敗の原因が明らかなものもが多いようです。
今後拡大される外部委託業務としては、入院調剤業務、病院進路策定企画業務、職員教育研修業務などが考えられます。
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