税理士 大阪【大阪府大阪市の税理士事務所】税理士事務所として芦屋会計事務所が選ばれる理由は・・・

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医療機関 ISO > ISO の基本

医療法人では理事長と院長が同一人ではない場合がありますが、トップマネジメントはどちらと定めたら良いでしょうか。  ISOの役割でトップマネジメントを定めなければなりませんが、当医療法人では複数の医療機関を持ち、今回ひとつの病院でISOに取り組む予定です。そこで理事長と院長が別の場合、トップマネジメントはどちらにしたら良いでしょうか。
 

  どちらでも構いませんが、法人のお考えで設定が変わってきます。
  ISOでは適用組織を定めなければなりません。3つの病院を保有する医療法人がISOの認証取得をする場合、病院ごとに3件認証取得をするケースと、医療法人として1件で認証取得をするケースがあります。
  どちらのケースも可能で、間違いではありません。ただし、ISOの本質は経営者の方針をもとに目標を設定して、その達成のために業務を実施することです。トップが誰かによって、方針が変更されるのでは同一法人として職員の意識に差異が生じます。
  複数の病院を持つ医療法人において、まずひとつだけ認証取得をする場合は院長をトップマネジメントとして始めても構いませんが、さらに展開する場合には理事長がトップマネジメントとして全職員に共通の理念、方針を周知できる方が効果的です。
  金銭的な話では、ひとつの認証ごとに審査登録機関に対して基本料がかかります。基本料は対象人員や審査機関によって違いますが、おおよそ10万円〜100万円です。ひとつの医療法人として複数の病院を対象とした場合、基本料金と審査員の審査日数の削減を図ることができます。

 
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