メディカルビルで開業したとしても、必ず患者様が来るとは限りません。メディカルビルの選択も立地や患者動線等を調査し、決定しましょう。
メディカルビル自体は良い立地で建築していることが多いのですが、立地がよいということは競合医院も多数あるということです。
診療圏調査をし、競合分析が重要なポイントです。
メディカルビル内の各クリニックとの連携が取れ、ビル内相互の患者紹介があってこそ、メディカルビルの相乗効果が現れます。
複数の診療科が開業している訳ですから、医院数や従業員数にあわせた駐車場の確保も必要です。
権利関係(抵当権等の担保や所有者の確認)のチェックが一番重要です。代金の支払い方法や融資特約等、契約条件には専門家の指導が必要です。また、用途地域や建築条件、設備の状況などで建築費が大きく変わります。
官公庁(役所、水道局、法務局他)で調査を行ないます。
診療所に必要な基準調査なので、専門知識が必要です。自分で調査するのではなく、専門家に相談するのが早道かも知れません。
物件の価格は、時価、固定資産税評価格、路線価、公示価格を参考に計算します。地上げでない限り、取引実例に近い金額で売買する事が良いでしょう。
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