まず、必要なスタッフの職種と人数を決定します。
以前は、人件費負担を考慮してパート雇用でしたが、現在では仕事に責任を持ってもらうため、正職員での募集がほとんどです。
診療時間と休診日から、週の勤務時間を計算します。週 40 時間体制(不規則勤務で週 44 時間)になるようにシフトを組み、雇用条件を検討します。
○ その他主たる雇用条件
雇用保険、労災、健康保険(社会保険か国民健康保険、医師国民保険)、年金(厚生年金、国民年金)の保障給与の待遇面 基本給や能力給、その他手当て、交通費等(昨今、年齢給は使用しなくなっています。)
事業主の負担や従業員の手取額を考え、近隣医院の事例から検討しましょう。
採用決定後、実際に勤務してみると、面接の印象と違うという可能性があります。雇用に際しては試用期間を設けておきましょう。
能力と意欲を勘案し、やむをえないという場合は退職勧告が出来るようにしておきましょう。
有能なスタッフは、診療所の「顔」です。無理は禁物ですが、良い条件提示も必要かも知れません。
責任と報酬のバランスを考えて雇用条件を決定しましょう。
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