|
患者本位、あるいは患者志向型の医療提供は、いまやごく当然にうたわれることが多くなっていますが、実際にこれらを実現するシステムとはどのように構築すればよいのでしょうか。
病院全体の仕組みとしては、ＣＳ（Ｃｕｓｔｏｍｅｒ Ｓａｔｉｓｆａｃｔｉｏｎ）活動が一般的です。病院の組織風土から患者指向型へと変革することが重要です。
また、各職種・部門別の取り組みとして挙げられるものは、次のとおりです。
① 医局部門
インフォームド・コンセントの実践、診療情報開示、診察室内では医師・患者が同じ形の椅子 等
② 看護部門
クリニカル・パスの導入、ケアプラン作成、プライマリ・ナーシング、モジュール・ナーシング 等
③ コ・メディカル部門
インフォームド・コンセントの実践、言葉かけ 等
④ 事務部門（受付・会計）
言葉遣い、挨拶、丁寧な応対、フロントマネージャーの設置 等
|
