仮に、 50 床程度の一般(急性期)病院の設立に取り組む場合の経営計画を次に掲げます。
1.立地条件
(1)競合が比較的少ない地方での診療圏を選択(都市部を回避)する。
さらに、大規模な交通機関に近接するなど、
様々な交通アクセスが確保できる位置。
(2)若年層が居住し、近隣に亜急性期・慢性期患者の転院が可能な
信頼性の高い病院がある地域。
2.標榜診察科目
外科、整形外科、消化器内科、神経内科、産婦人科、小児科、麻酔科等
*日帰り手術を中心とする外科系であれば、麻酔科は必置。
3.診療体制
(1)急性期病院の要件を全て満たし、外来部門を重点スペースとする。
(2)救急告示(内科系、外科系、産婦人科、小児科)
(3)地域に対する保健活動(検診、人間ドック等)への積極的取り組み
4.医療情報管理
(1)電子カルテ・オーダーエントリーシステムの導入
(2)診療録管理体制の整備
(3)医療情報交換システムの完備(参加)
5.経営管理体制
医療支援の業務を多く包合できる特別医療法人とする。 |