新しいVer.4.0による評価対象領域は、次のとおりです。
1. 病院組織の運営と地域における役割
病院の基本方針と中・長期計画や病院全体の管理体制、情報管理機能の整備、地域の保健・医療・福祉施設との連携等について評価します。
2. 患者の権利と安全の確保
患者の権利の尊重や患者に十分な説明をし同意を得る体制の確立、患者の安全確保の体制等について評価します。
3. 療養環境と患者サービス
来院者への接遇と案内、患者・家族の医療相談の体制やプライバシー確保への配慮、療養環境の整備体制等について評価します。
4. 診療の質の確保
診療の質を確保するための基本的な活動や診療を支える各部門の機能、また、患者の診療経過を視点において、適切な診療活動が展開されているか等を評価します。
5. 看護の適切な提供
看護提供における理念と組織的基盤の整備、看護職員の能力開発、また、患者の看護経過を視点に置いて、適切な看護活動が展開されているか等を評価します。
6. 病院運営管理の合理性
人事管理、財務・経営管理、施設設備管理等の合理性と適切性や、訴訟等への適切な対応等について評価します。
固有項目
精神科病床・療養病床を有する場合に、これらに固有でかつ重要な機能を評価します。
付加機能
救急医療機能 リハビリテーション医療機能緩和ケア機能
また、評価体系(「統合版」 Ver4.0 )の評価項目数は以下のとおりです
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