能力主義人事制度は、職能資格制度、職能給体系(賃金制度)、人事考課制度、能力開発制度という4つの柱で構成されています。
人事に与えられた課題は、能力と仕事と賃金のバランスをとることにあります。能力の高さに応じて、仕事を高め、賃金を昇給させるというシステムを築き、運営します。
職能資格制度を軸に、社員を等級格付けし、その等級に求められる能力、仕事、役割を明確化します。この等級ごとの基準に対して、人事考課を行い、社員一人ひとりの能力と基準のギャップをみます。このギャップを埋めるために社員は能力開発制度のもと能力の向上に励み、その成果に対して、昇給や昇進といった人事配置へと反映されます。
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