住宅取得資金等の贈与を受けた年分の贈与税の計算
(A ― B)+B × 5
A …{ 住宅取得資金等のうち 1500 万円までの金額(a) ×1/5 +その年中に贈与により取得した財産の価額の合計−(a)− 110 万円 }× 税率
B …{ (a) ×1/5 − 110 万円 }× 税率
2,000 万円の資金贈与を受けた場合
A …{1,500 万円 ×1/5 +( 2,000 万円− 1,500 万円)− 110 万円 }×30 %− 47.5 万円= 54.2 万円 B …{1,500 万円 ×1/5 − 110 万円 }×15 %− 7.5 万円= 21 万円 贈与税額=( 54.2 万円− 21 万円)+ 21 万円 ×5 = 1,382 万円
なお、この特例の適用を受けた年の翌年以後4年内に贈与を受けると特例適用のあった住宅取得資金の一部持ち戻し計算が必要になります。 |