(1) 残高の突合
期末残高と売掛金科目明細表とを突合し、調査日現在の記帳の状況を調べます。
(2) 調査資料との突合
現況調査時に収集した電話帳・取引先名簿・営業日誌などと売掛帳を突合し、売上除外の有無を調べます。
(3) 異常な売掛先の調査
売上高・回収・残高の状況が異常な動きを示している取引先について、取引内容を検討し、不正が行われていないかを調べます。
(4) 貸倒処理の確認
貸倒先より一部入金および取得した担保資産が簿外になっていないかを調べます。
(5) 売掛帳の編てつの確認
例えば、売掛金元帳の得意先名を書いたラベルの配列が順序正しく並んでいない場合、そこに売上除外された得意先がないか推理します。 |