( 1) 現金の実査
調査日の現金を実査して、現金出納帳の残高と突合する。不突合の場合は、その原因を究明して、記帳担当者の事務的誤りか、不正操作によるものか確かめる。
(2) 現金出納帳の記帳状況の検証
調査日現在、記帳の遅れがないか、遅れのある場合はその原因を追求します。 又、預金出納帳の日々の残高にマイナスの日がないかなどを検証します。
(3) 預金通帳等の確認
調査日の預金残を銀行帳の残高と突合し、不突合の場合その原因を究明し、単純な事務上の誤りか、不正操作によるものかを確かめる。
(4) 当座照合表との突合
当座照合表と銀行帳との突合を行います。
(5) 銀行取引日と元帳記帳日との突合
当座照合表および預金通帳の取引日と銀行帳の日付が不一致のときは、その理由・原因を究明する。 不一致が他の預金に流用されていないか、徹底して調査します。 |