「貸し渋り」などの不安にさらされている中小企業にとって、銀行が企業をどのように格付けしているかは大きな関心事となっています。
格付けの差で銀行の取引方針、特に融資方針が大きく左右されることになるからです。
バブル崩壊後、銀行がその格付けを基準に取引先選別の姿勢を強めていることは周知のことと思います。銀行は、なにを目的にどのような評価基準で企業格付けを行い、どう活用・判断材料にしているのでしょうか。銀行は企業格付けの具体的内容・手法などをオープンにはしていませんが、企業がそのことを認識し、対策を立てることは極めて大切なことといえます。 |