保証期間が10年ということ及び繰上げ完済した場合には未経過分が返済されることとなっていることから、一時の損金にすることは認められず期間の経過に応じて損金の額に算入されます。
借入金の信用保証料は、その内容により取り扱いが異なります。 繰上げ完済した場合には未経過分の保証料が返済されることとなっている場合には次のいずれかの方法を採用することになります。
ちなみに、繰上げ完済した場合には未経過分の保証料が返済されることとなっていない場合には、繰延資産に該当します。この場合は上記 (2) の方法により処理することとなります。たたし、20万円未満の少額の繰延資産については一時の損金として差し支えないものと思われます。
ご質問の場合には、繰上げ完済した場合には未経過分の保証料が返済されることとなっていますので一時の損金とすることは認められず、上記 (1) または (2) の方法で費用化することとなります。 |